会社沿革

大洋酒造株式会社は、地元の14の酒蔵が合併してできた会社です。
母体となったそれぞれの蔵の歴史は古く、寛永12年創業の蔵もありますが、ここでは合併当時からの社歴を紹介いたしております。

1943年(S18)
村上税務署管内の14の酒造業者が法令による指導を受け、新会社設立のため合併準備を始める。
1945年(S20)
下越銘醸株式会社を設立。酒名「越の魂(こしのたま)」。
資本金38万円、初代社長 村山良之丈。
初年度の製成は237キロリットル。
1950年(S25)
社名を大洋酒造株式会社に、酒名を「大洋盛」に改名。
1953年(S28)
第1回関東信越国税局酒類鑑評会で初入賞。
1954年(S29)
第2回全国清酒品評会で初入賞。
1957年(S32)
壜詰工場を建設。
1961年(S36)
前新潟県醸造試験場長 星野太郎先生に顧問技師として指導を受ける。
1963年(S38)
キリンビール株式会社と特約販売契約。
1964年(S39)
新潟地震(M7.5)による酒類亡失11,044.6リットル。
1965年(S40)
精米工場を建設。
1966年(S41)
工場排水のための公害処理施設を試作。
1967年(S42)
羽越水害により平林工場が被災。
純米酒を試醸。
1968年(S43)
長期醸造設備をそなえた新工場「鳳麟蔵(ほうりんぐら)」を建設。
1969年(S44)
製品倉庫を建設。
1970年(S45)
国税庁醸造試験所 全国酒類鑑評会で初入賞(金賞)。
紅麹菌で造った「あかい酒」を発売。
サルチル酸の使用をやめる。
本醸造酒を試醸。
資本金4,000万円に増資。本社事務所を市内安良町から現在地に移転。
1971年(S46)
酒造従業員を通勤制にする。
1972年(S47)
「大吟醸 大洋盛」を発売。1.8リットル詰 5,000円。
1973年(S48)
2代社長 益田茂雄。
第12回全国酒類調味食品品評会(東京農業大学)で初入賞。
1975年(S50)
「本醸造 大洋盛」を発売。
第1回酒造技能士認定試験に合格
1978年(S53)
工場排水のための公害処理施設を建設。
1980年(S55)
AJN菌による「越の風」を試醸。
1983年(S58)
3代社長 佐藤久一。
1985年(S60)
吟醸タイプの高級酒「越の魂(こしのたましい)」を発売。
全商品について増醸造の調合使用をやめる。
1986年(S61)
4代社長 村山彦栄。
1987年(S62)
地域おこし限定酒「鈴ヶ瀧」を発売。
1988年(S63)
地域おこし限定酒「日本国」を発売。
1989年(H1)
本社事務所および壜詰工場を改築。
1991年(H3)
食品衛生優良施設として厚生大臣表彰。
1992年(H4)
自然保護思想の普及啓発により環境庁長官表彰(平田大六)。
1993年(H5)
地域限定酒「紫雲 大洋盛」を発売。
純米吟醸酒「雪華光」を発売。
5代社長 平田大六。
1994年(H6)
本醸造酒「越乃瀬波」を発売。
1995年(H7)
会社創立50周年。
1996年(H8)
品質向上のため、全商品の精米歩合を60%以下にする。
1997年(H9)
販路限定酒「北翔」を発売。
1998年(H10)
醸造設備を大改修。
1999年(H11)
6代社長 木ノ瀬祐助。
春季限定商品「鳳麟蔵の初しぼり」を発売。
夏季限定商品「吟のゆうげ」を発売。
秋季限定商品の「鳳麟蔵のひやおろし」「鳳麟蔵の田舎酒」を発売。
特別純米酒「純越後」を発売。
2000年(H12)
電気有効活用で県知事賞受賞。
酒造好適米の自社試験栽培が始まる。
ホームページの開設。
全国新酒鑑評会で金賞受賞。
2001年(H13)
辛口特別本醸造酒「越乃松露」を発売。
純米吟醸生貯蔵酒「星のささやき」を限定発売。
7代社長 益田茂彦。
新宮様ご誕生記念酒 大吟醸酒「雪華光」を限定発売。
全国新酒鑑評会で2年連続金賞受賞。
2002年(H14)
純米吟醸「鳳麟蔵のひやおろし」発売。
全国新酒鑑評会で3年連続金賞受賞。
2003年(H15)
大洋盛ロゴ変更。「新ロゴ記念酒」を限定発売。
品質向上の為、ビン詰め工場改修。
「祭りのまち村上セット」を発売。
「鳳麟蔵の無濾過原酒」を発売。
2004年(H16)
「瀬波温泉開湯100周年記念酒」を限定販売。
新潟県酒造従業員組合連合会の鑑評会で4年連続10位以内の入賞。
2005年(H17)
酒蔵を開放し「町屋の人形さま巡り・町屋の屏風まつり」に参加。
「純米吟醸 越の魂」を販売。
第二創業 企業理念発表。
2006年(H18)
全国新酒鑑評会で金賞受賞。
2007年(H19)
関東信越国税局酒類鑑評会にてダブル受賞。
常温審査の部:新潟県総代(第一位),燗審査の部:入賞。
2008年(H20)
全国新酒鑑評会で金賞受賞。
「純米大吟醸 大洋盛」を発売。
日本酒ベースのリキュール「蔵人の梅酒」を発売。
日本酒ベースのリキュール「蔵人のいちご酒」を発売。
関東信越国税局酒類鑑評会にて二年連続ダブル受賞。
品質向上の為、ビン詰め工場にクリーンルームを設置。
社団法人全国技能士会連合会より田澤杜氏が全技連マイスターの認定を受ける。
2009年(H21)
関東信越国税局酒類鑑評会 燗酒の部 入賞。
2010年(H22)
関東信越国税局酒類鑑評会にてダブル受賞。
  吟醸酒の部 新潟県総代(第一位)
  純米酒の部 入賞
2011年(H23)
常設展示場「和水蔵(なごみぐら)」開場。
日本酒ベースのリキュール「蔵人のゆず酒」を発売。
「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」にて最高金賞受賞。
2012年(H24)
スローフードジャパン「燗酒コンテスト」にて最高金賞受賞。
2013年(H25)
特別純米 「大洋盛」を発売。
スローフードジャパン「燗酒コンテスト」にて金賞受賞。
8代社長 村山智。
新潟県より田澤杜氏が“にいがたの名工”の認定を受ける。
2014年(H26)
関東信越国税局酒類鑑評会 純米酒の部 優秀賞。
「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」にて金賞受賞。
2015年(H27)
スローフードジャパン「燗酒コンテスト」にて金賞受賞。
品質向上の為、鳳麟蔵設備一部改修。
2016年(H28)
「無想」を発売。
2017年(H29)
全国新酒鑑評会で金賞受賞。
2018年(H30)
全国新酒鑑評会で金賞受賞。
「辛口特別純米 越乃松露」を発売。
関東信越国税局酒類鑑評会にてダブル受賞。
  吟醸酒の部 優秀賞
  純米吟醸酒の部 最優秀賞
2019年(H31/R1)
スローフードジャパン「燗酒コンテスト」にて金賞受賞。
関東信越国税局酒類鑑評会にてダブル受賞。
  吟醸酒の部 優秀賞
  純米吟醸酒の部 優秀賞
9代社長 中山芳則。
2020年(R2)
「イチゴ花酵母 Junmai Ginjo Yechigo-Murakami 大洋盛」発売。
スローフードジャパン「燗酒コンテスト」にて最高金賞受賞。
展示場「和水蔵」が村上市「歴史的風致形成建造物」の認定を受ける。
2021年(R3)
全国新酒鑑評会で金賞受賞。
スローフードジャパン「燗酒コンテスト」にて金賞受賞。
− 現 在 に 至 る −