無想の意味は無限の想い…。愚生、無想が誕生する以前から己との葛藤を続けていました。繰り返す原理探究な問答。「何のために酒を醸しているのか」、「人は酒に何を求めているのか」、「どんな酒を造るべきなのか」。

 ある晩、晩酌しながら大好きな飲酒詩選を何気なく読み漁っていたところ、ふと目に飛び込んだのが詩聖杜甫による「一酌散千憂」の句でした。それは、“一杯で千の憂いも散る” という意。まさに酒は明日への活力であると謳われた句と知りました。言わずもがな、この句は当時の悩みと迷い一切を一瞬にして吹き飛ばしてくれ、以来「酒はかくあるべし」と研鑽の時を過ごしています。これが無想の原点です。

 人が古来より酒を嗜んできたのは歴史において明か。それは酒が本質的に人々の生活に不可欠な潤滑油として存在し、また多くの喜びを持たらす自然からの宝であったからこそ。しかし、娯楽が増えた現代社会において酒は必需品でなくなりつつあります。酒は無くても困らないし生きていける…こんな時世だからこそ、古より語り継がれる酔いの美学とともに拙作無想に込めた想いを一人でも多くの方に共感し、お飲みいただきたい。そして皆様のGoodtimes Supreme(至福の時)と笑顔の傍らに無想が寄り添うことを願うばかりです。

杜氏 平田州

無想 しぼりたて -冬- 辛口純米 生原酒

無想 しぼりたて
- 冬 -
辛口純米
生原酒

無想 厳雪 -新春- 辛口純米吟醸 直汲生原酒

無想 厳雪
- 新春 -
辛口純米吟醸
直汲生原酒

無想 散憂 -春- 辛口純米吟醸 おりがらみ生原酒

無想 散憂
- 春 -
辛口純米吟醸
おりがらみ生原酒

無想 心静 -夏- 辛口純米吟醸 生原酒

無想 心静
- 夏 -
辛口純米吟醸
生原酒

無想 守拙 -秋- 辛口純米吟醸 生詰原酒

無想 守拙
- 秋 -
辛口純米吟醸
生詰原酒

無想 辛口純米 - 通年 - 辛口純米

無想 辛口純米
- 通年 -
辛口純米

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